2018年・福岡学術大会 大会講評

2018年 福岡学術大会

 大会講評   第16回福岡学術大会 大会長 大澤 良 

 

この度は第16回国際歯周内科学研究会福岡学術大会に、沢山のご参加をいただき誠にありがとうございました。

今回は5年に一度の福岡での開催年にあたり、アクセスの良い福岡中小企業振興センターにて開催いたしました。

230名を超える参加人数に会場は活気にあふれました。

福岡中小企業振興センターにて学術大会 

 

前日懇親会は、同会場2階サブホールにて行われ、講師の先生方を交えて盛り上がりを見せました。今流行りのタイムリーな分野の話、講演内容や日頃抱える悩みまで様々な話に花が咲き、楽しく実りある時間を過ごせたのではないでしょうか。

前日懇親会

 

今回は「歯周内科から拡がるケア型医療」というテーマの下、タイムリーかつ核心をとらえた内容をお届けすべく準備をしてきました。 

 

午前に行われた招待講演は「SPTにおける炎症と力のコントロール」と題し東京医科歯科大学臨床教授の内山茂先生にご講演いただきました。

予防歯科の最前線を牽引されてきた内山先生の症例を交えた歯周病のケア、メインテナンスのお話は会場の誰もがくぎ付けになりました。

特に歯科衛生士さんたちにとっては大きなモチベーションになったのではないでしょうか。

2時間と言う時間があっという間に過ぎるお話でした。 

東京医科歯科大学臨床教授の内山茂先生

 

午後の最初に行われた招待講演は「3つのキーフレーズで考える摂食嚥下障害への対応−あなたの口腔ケアはなぜ効果がないのか−」と題し一般社団法人TOUCH代表理事でおられる舘村卓先生にご講演いただきました。

昨年秋の緊急セミナーから最もHOTな分野ですが、舘村先生の上手な話し方に難しい内容も笑いながらリラックスして聞けた90分でした。

聞き終わった後、会場内が医療人としての使命感に満ちたような雰囲気になったのが、とても印象的でした。

 

招待講演 

 

そして最後の招待講演は「生物学的根拠に基づく歯周炎診断・治療のパラダイムシフト」と題し、奥羽大学薬学部教授の大島光宏先生のご講演が行われました。

大島先生は「歯周炎は細菌が原因ではなかった!」というセンセーショナルな内容の論文を発表されました。先生のお話は、歯周内科治療のステップアップにつながる大変貴重な学びの場となりました。大島先生の今後の研究がますます楽しみになりました。

大島先生 

 

ポスターセッションは6医院の発表が行われ、投票総数が100を超えるという大盛況ぶりでした。今回から入賞特典として無料セミナー受講券が送られることになりました。来年度以後も続きますので、ふるってご参加ください。

 

これからも学術大会が益々発展し続けることを祈念して講評といたします。

皆様ありがとうございました。

2018年・福岡学術大会