国際歯周内科学研究会 監事 森浦 弘行
会員の先生方におかれましては、コロナ禍のなか如何にお過ごしでしょうか?
延期しておりました大阪学術大会について、変更等お知らせいたします。
昨年会報に延期を告知させていただいた学術大会ですが、4月18日(日)予定通り、大阪の千里ライフサイエンスセンターにて行われることになりました。
しかしコロナ感染予防の観点から本来であれば216名入るライフホールが僅か60名の定員になるなど、大人数での開催が出来ない状況となりました。
そこで、リアルタイムでのライブ配信を並行して行うと共に、後日にも視聴できるWEB配信を行うことになりました。
今回の学術大会のテーマは「口腔機能低下に立ち向かう」です。
口腔機能低下はこれからの歯科界にとって避けて通れない分野であり、感染管理のできる歯周内科学研究会が大きなカの発揮できる分野でもあります。そこで大阪大会では各年齢層における口腔機能低下についての講演を企画いたしました。
老年期の口腔機能低下について黒岩恭子先生に御講演いただき、小児の口腔機能低下については、生田歯科医院院長の藤原康生先生に御講演いただきます。その後、訪問診療や口腰機能低下に関わる保険請求などの実務的なお話を中心に当会常務理事の生田図南先生より解説していただきます。
尚、予定しておりました北村清一郎先生の御講演は、先生の御体調の関係から当日の出演はなくなりました。しかし、先生の御厚意から事前収録が予定されておりますのでWEB配信で視聴できることになりました。これにより従来3講演の予定が配信を含めて4講演となりますので御期待ください。
当日参加の先生、当日ライブ視聴の先生は追加購入なく、後日の配信も視聴できる予定です。
全ての会員の先生が診療や請求事務に即応用できる内容であると自負しておりますので、是非ご参加の程よろしくお願いいたします。
2021.4.18第18回大阪学術大会 パスマーケット申込アドレス
訪問診療の分野ではレジェンド的な御存在です。老年期の口腔機能低下について摂食・嚥下に関わる訪問診療を20年以上に渡って実施され「食べられる口になる」口腔リハビリを体現されている先生です。
黒岩 恭子先生について
ケアマネジャーや保育士の資格も持っておられる藤原先生は生田歯科医院の院長に就任され高齢者施設への訪問診療もバリバリこなしておられますが、小児の口腔育成の分野でも積極的に臨床・セミナーを行っておられます。今回は小児の口腔育成に絞ってお話ししていただきます。大変楽しく且つ勉強になる講演になると思いますので御期待ください。
藤原 康 先生について
令和3年度年介護保険改定では、歯科訪問診療において、非常に大きな改定が実施される予定です。
その中でも介護施設における口腔衛生管理、摂食支援の義務化への対応や、平成30年保険改定で可能になった歯科訪問診療におけるSPTなど、昨今の訪問診療における大きな波について請求点数から衛生士さんへの待遇なども含めて解説していただきます。
国際歯周内科学研究会 常任理事
膨大な著書の中には黒岩先生との共著も多数です。「摂食・嚥下機能に関わる解剖構造の肉眼解剖学的研究」の第一人者でありながら、ユーモアを交えた分かりやすい解説と飾らないお人柄から女性歯科医師にもファンの多い先生です。一般臨床に役立つ解剖学の知識を得るために先生の著書をバイブルにしている先生も沢山おられます。
北村 清一郎 先生について
残念ですが、前日に予定しておりました前日セミナーと懇親会は中止とさせていただきます。
今回は、ホールの定員が60名となりますので会場に参加を予定されておられる先生はお早めの御登録をお願いいたします。
2021.4.18第18回大阪学術大会 パスマーケット申込アドレス